彼女がいつも思っていた事…(とある物書きの独り言)
そして始まる二人の時間
「やっばぁ~!!ほんとやっばい!!」

静かな自室に賑やかな空気が包み始めた

寝起きからのいつものパターン、目を開いて直ぐに感じ取れる東日の明るさに、まさかと思って目覚ましを見て絶句するこのワンパターン。

いつも飽きないねぇと自分で思いながら、私の睡眠欲の貪欲さに勝てないそんな私自信に呆れていた。

鏡に映る何時もの私の顔に急ピッチで細かな細工がされていく。

いつものメガネを掛けて更に鮮明になったつり目な私の顔を見た。

寝起きのボサボサの髪を見て何時もの白いクシで解いていく。

特に何もふらずに素直に解かれていくロングの黒髪が私のちょっとした自慢だった。

体の前に伸ばしている黒髪の細い三つ編みを編みながらカバンの中にいつものチョコチップのミニクッキーを詰めた。

時間を余す余裕もない今の状況に終始ドタバタとしていた。
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