彼女がいつも思っていた事…(とある物書きの独り言)
そして、その幼なじみはいつも同じこの曲がり角で出会う。

今日もまたこの曲がり角で合流するのだった。

「よう、お前も相変わらずだな。」

「お互い様でしょ。」

私の隣で平行して走るこの男は私の幼なじみ、戸銅府 健。

学校一のイケメンで、普段からチヤホヤされるのが好きな目立ちたがり屋。

私も私だけど、こいつもこいつで飽きずに遅刻の常習犯だ。

私は必死なのにこいつときたらまるで悪気無し。
彼はまたいつもの通り、登校(遅刻)の道を急ぐ私を弄りながら走っていく…


























……こんなんで良いの?
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