彼女がいつも思っていた事…(とある物書きの独り言)
私の事、どう思ってるの?
「さて健、私は誰?」

「…?麻理だろ?織田麻理。」

「麻理ってどんな子?」

「普通(?)の女の子だろ?」

「…なんかイントネーションに微妙な違和感があったけどまぁ良いとして…性格は良いとして見た目は?」

「見た目?黒髪ロング、顔の左に細い三つ編みが一つと銀縁の分厚いメガネが特徴的。でもつり目でツンデレと見た目とのギャップは激しいよな」

「そうそう。多分健が言ってくれないと私の容姿は絶対解らなかったんじゃないかな?」

「そうだな、何にも言わなかったら金髪なそこら辺のギャルくらいにしか見えなかっただろうな。」

「それはどう言う…」

「ち、ちなみに特徴を伝えるのは単に容姿だけじゃないよな。体格とかはほら、麻理の身長とか160後半はあるんじゃね?」

「え?あ、うん。健にしたら良い事言うじゃないの。」

「他にも、その三つ編みの根本を止めてるヘアピンのキャラクターは?」

「ペングー」

「鞄に入れてるお菓子は?」

「チョコチップのミニクッキー」

「下着の色は?」

「くろ…ふんっ!!」

「ごへぇぉ!?」

「…殴るよ?」

「蹴ってから言うなっつうの…」

「殴ってないから言ったのよ!」

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