青春謳歌 After Story
「どういう意味だ。」
「どういうってそういう意味だよ。」
「分らない。言いたいことがあるならハッキリと言え。」
回りくどい言い方をされるのは俺はあまり好きではない。
すると、架李はため息をついて俺の顔を見た。
「なら、言うけど・・・家ってことはヤるってことだよなってこと。」
架李の言葉に俺は架李の頭を殴った。
「ちょっ、殴ることねぇだろ!?」
「お前がくだらないことを言うからだ。」
「くだらねぇって架李だって一回は想像したことあるだろ。
陽菜ちゃんの裸とか!」
「俺はお前と違ってな・・・・・・くわないが・・・それでも、きちんと節度はある。」
ないとは言い切れなくて濁しながら言うと架李はそれみろという顔をした。
というか、架李が陽菜は胸が以外とあるとか色々と茶化してくるのが悪い。
そんなことを言われればいやでも想像する。
それでも想像しない男がいたらお目にかかりたいと思う。