青春謳歌 After Story




「くだらないな。俺は次の講義に行くからな。」



架李の言葉を軽く受け流し準備をし立ち上がると肩を掴まれた。


今度は何だ…と思って振り返ると架李は真剣な顔をして俺を見ていた。



「いいか、和輝。そうやっていつまでも逃げていると知らねぇからな。
本当に手にしたいと思ったときは消えて無くなってる。
それだけは頭に入れとけよ!」



やけに真剣な顔をしている架李を不思議に思いながらも俺はその場を去った。












「何か、嫌な予感がするんだけどな…。
何も無いといいんだけど。」


そう架李が呟いていたことも知らず…。







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