初恋は雪のように溶けて

「…白雪さ、誰か男子と付き合う気ないの?」

奈美に言われ、私は全力で首を横に振る。

「男子と付き合うなんてとんでもない…
なんか、男子って苦手…」

私がそう言うと、奈美と彩華はそろって

「もったいない!!」

と言う。

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