初恋は雪のように溶けて

「…瑞希…先輩」

「ん?どうしたの?」

「…やっぱり、お礼させて下さい」

助けてもらいっぱなしなのはさすがに良くない。

「ん〜…そうだな…」

と瑞希先輩は悩んでいる模様。

すると瑞希先輩はあっ!と言って私にこう言った。

「じゃあ明日、買い物に付き合ってくれるかな?」

「もちろんです…!」

「うん、じゃあ明日よろしくね!」

と瑞希先輩は言って、この場を去った。

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