紅蓮の炎
「よぉ〜、緋色ぉ〜
新学期早々遅刻かぁ?」
急いでいるときに限ってうちの居酒屋の常連客に絡まれる
昨日来てたなあのおっちゃん。
「あぁ‼︎遅刻なんだよ、頼むから止めないでくれ‼︎」
「緋色!」
「言ってるそばから何⁈
こっちは急いでるんだよ‼︎」
走っていた足を止め、おっちゃんを振り向く。
全く、あと3分で始まるじゃないか‼︎
「今夜も行かせてもらうから、真理子さんによろしく頼むよぉ〜」
「分かった分かった‼︎んじゃあ行ってくるよ!」
いらん時間をくった。
くそっ、あのおっちゃん絶対あたしを遅刻させる気だ
目がニヤついていた。
後2分になっちまったじゃん‼︎
「あ”ぁ”ー‼︎本気でバイクで行ったらよかったぁ‼︎なんで走ろうと思ったんだあたし‼︎」
また、雄叫びみたいな声をあげ、学校まで全力でひた走った。
新学期早々遅刻かぁ?」
急いでいるときに限ってうちの居酒屋の常連客に絡まれる
昨日来てたなあのおっちゃん。
「あぁ‼︎遅刻なんだよ、頼むから止めないでくれ‼︎」
「緋色!」
「言ってるそばから何⁈
こっちは急いでるんだよ‼︎」
走っていた足を止め、おっちゃんを振り向く。
全く、あと3分で始まるじゃないか‼︎
「今夜も行かせてもらうから、真理子さんによろしく頼むよぉ〜」
「分かった分かった‼︎んじゃあ行ってくるよ!」
いらん時間をくった。
くそっ、あのおっちゃん絶対あたしを遅刻させる気だ
目がニヤついていた。
後2分になっちまったじゃん‼︎
「あ”ぁ”ー‼︎本気でバイクで行ったらよかったぁ‼︎なんで走ろうと思ったんだあたし‼︎」
また、雄叫びみたいな声をあげ、学校まで全力でひた走った。