君と歩く


や、泣きすぎじゃねぇ?

まー、気持ちわからなくも
ないけどな。

てか、もう寝れねーな。


泣き崩れた女は落ち着いたあと
ふらふらした足取りで
帰っていった。



「俺も帰るか。」

これじゃあ人の別れ話聞きに
来たみたいになってるよな。


…てか、あの女大丈夫なのか。
< 14 / 221 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop