君と歩く
未紗side
キーンコーンカーンコーーン
鐘とともに、放課後になった。
あー、やっと1日が終わった。
なんだか疲れやすくなった気がする。
「あ、お前…」
突然、私の方を見て背の高い
髪の毛がバッチリ整ってる、まぁ
世の中で言うイケメンの部類に
入りそうな人が話しかけてきた。
え、だれ。
「えっと…私に言ってます?」
すると、耳をふさぎたくなるような
最悪の言葉を言いはじめた。
「もも公園でふられてた女じゃん。」
なっ…!!!
何この人!!!!
失礼にもほどがある!!!!!
てかなんで知ってるの?!