君と歩く

目元のメイクは、ばっちり。

仕上げにグロスを…。

いつもつけてる透明に近い淡いピンク色のグロス。

これ、お気に入りなんだ。

「よーしっ。うん、いい感じかな。」

時計を見ると8時過ぎだった。

「うわぁ!!やばいやばいっ。早く行かやきゃ」

テストの時に髪の毛が邪魔にならないように、今日は束ねる。

下の方でツインテール。

「行ってきまーすっ」

誰もいない家にそっと声をかけてから家を出た。

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