君と歩く
圭吾side
甘いもの好きとか絶対ひかれるよな…。
そう思っていたのにこいつは、
「えー?甘いもの好きなのいいじゃん!
私、甘いもの大好きだから共感してもらえそーで
嬉しいけどな」
なんて笑顔で言ってきたんだ。
ドキッ……
普段は目ぱっちりしてるくせに
笑ったら三日月みたいに細くなるんだ。
そこがまた可愛い。
俺……コイツに惚れたかもな。
こんな童顔顔に……。
「そ…そんなもんなのか…?」
俺、抱いた女はたくさんいるけど
本気で好きになった彼女とかいなかったからな。
でも、コイツに対する思いは
今までの女とは違う。
守りたい………そう強く願った。