君と歩く


――――――――――……

気がつけば、朝になっていた。

「私、このまま寝ちゃったんだ。」

近くにおいてある鏡を取り自分の顔を見てみた。

「やば!目とか腫れまくってる…!
やー、泣いたまま寝たからだぁぁ!
どうしようっ…!」

携帯を開いてみると、8時半。
え、もう遅刻じゃん……。
来週からテスト期間入るから
どうせ自習かな…。

こんな目で行きたくないし、
それに…黒原くんに会いたくないから。

いーや、さぼっちゃおう。

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