君と歩く

未紗side



「えぇ?!ふられたぁ?」


ふられたことを優里に伝えています。

「うん、ふられた。浮気されてた。」

優里は知ってたんだし
驚くことなくない?

「あれ、本当だったんだね…。
あたしさ、未紗に言ってから、
やっぱり、見間違いかもとか
思ってたんだけど…。」


見間違いなんかじゃなかったね。


昨日たくさん泣いたし
涙なんて枯れ果ててるでしょう。


「ま、もういいけど。
私に対する気持ちがなくなった人と
付き合ってたってしょうがないし。
他に相手見つける。」


こんなのとき
辛そうにしてなんていられない。

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