笑顔がいちばん






「はぁっはぁっはぁっ、聞いてよー‼︎‼︎」


「なにそんな息切れしてんだ」


「そんなはぁはぉしていい子みつけたのぉ?」




「そーなんだよ!!」


「ぶぅっ‼︎‼︎はぁ!?」


椅子に座り優雅にコーヒーを飲んでいたかなたは盛大に吹き出した



「ついに春が来たんだねぇ〜」


「そうなんだよ!!あれは絶対俺の王子様だよ」



「「王子様‼︎‼︎?」」



「待て待て待て!お前ついに男に向かったのか!?」


「かなた。恋は性別を超えるってやつだっ!」



「ちょい待って!いつ男に恋したっていったのさ!女の子だよ女の子!!」






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