シークレットプリンセス〜玉城敬太編〜
「さぁ。
エムうさぎちゃん。
俺の胸に「みんな。集まれ。」
芦川さんと
龍牙さんがラウンジに入ってくる。
「チッ…。
いいところだったのに…。」
「敬太。
舌打ちしたか?」
「別に〜?」
芦川さんが
ドンっとパソコンを置き
パソコンをどでかいテレビと繋ぐ。
「これが
今回のオークションのリストだ。」
私は
テレビ画面に映された
オークションリストを見る。
その中には
つい先日盗まれたと報道されていた
宝石などもあった。
「52点オンナ。
このリストを見たからにはお前も同罪だ。」
「なっ…!」
「残念だったね。
エムうさぎちゃん♪」
「エムうさぎ…。
バカみたいなペットの名前だな。
敬太。
ちゃんとしつけはしろよ。」
「了解。
了解。」
手をひらひらさせながら言う敬太さん。
私はペットじゃないをですけど…!