シークレットプリンセス〜玉城敬太編〜
俺の絵は…。
あいつを超えるのを証明するための道具なんだ。
「それって…。」
「エムうさぎちゃん考え事?」
ひょいっと
上半身裸の敬太さんがお風呂から出てくる。
「服来てください。」
「エムうさぎちゃんまさか…。
俺の裸見てムラムラ「してません。」
私は
テレビをつける。
すると
敬太さんのお父さんである玉城篤志さんが出ていた。
「最近
息子さんの絵の新作が発表されていないとか?」
アナウンサーの人が
玉城篤志さんにマイクを向ける。
「そう「…。」
敬太さんは
プツリとテレビをきる。
そして
ベッドにいる私に馬乗りしてきた。
「ちょっと…!」