シークレットプリンセス〜玉城敬太編〜
次の日。
私は大学が休みなので
朝遅く起きる。
隣には敬太さんはいなかった。
部屋を出てラウンジに行くと
隆弘さんが居た。
「すっぴんも可愛いね。」
「はぁ…。」
「最近
疲れているの?
しんどそう。
敬太に毎晩襲われ「てません。」
隆弘さんは
面白くなさそうな顔をすると
雑誌に目を向ける。
「週刊誌とか読むんですか?」
「たまに
面白いのがあるからね。」
私は
週刊誌の表紙を見る。
すると
玉城敬太と言う名前が。
「敬太の記事気になってるんでしょ?」
隆弘さんは
ニヤリと笑う。
「別に…。」
そう言いながらも
隆弘さんは週刊誌を見せにくる。