シークレットプリンセス〜玉城敬太編〜
「敬太。
新作完成したんだ。
はい。
紅茶。
カモミールしかなかったけどよかった?」
隆弘さんは
私にカモミールティーを渡してくれる。
「ありがとうございます。」
私は
カモミールティーに口をつける。
「美味しい…。」
「カモミールティー飲むと
落ち着くでしょ?」
私はうなづく。
「ねぇ…。
敬太のこと…。
好きなんでしょ?」
「?!」
私は突然のことばに
カモミールティーをこぼしそうになる。