シークレットプリンセス〜玉城敬太編〜
敬太さんの
新作発表は無事に終わった。
帰ろうとした時に敬太さんか
メールが入っていた。
新作発表が終わっても
会場に残っていて欲しい。
私は敬太さんの絵を眺めていた。
敬太さんの絵はスポットライトにあてられていており
キラキラ太陽に照らされて輝いている花畑の中に
ウサギが微笑みながらいる絵を眺めていた。
「ゆめ。」
私は聞き覚えのある声に振り返る。
「敬太さん…。」