シークレットプリンセス〜玉城敬太編〜
「あんなに
オンナたらしだった敬太に彼女「凪。」
敬太さんが
凪さんを睨む。
「いいじゃないか。
高校時代は年上の女性に
車で送り迎えしてくれていたこととか。」
「隆弘!」
私は
敬太さんの手を握る。
「過去は変えられません。
でもね。
過去に何があったとしても…。
私は敬太さんのことが好きだから…。」
「ゆめ…。」
「熱い熱い。
暑くて赤ワインがホットワインになる勢いだ。」
芦川さんは
冗談ぽく言う。