シークレットプリンセス〜玉城敬太編〜







私と敬太さんは
部屋に行くと敬太さんはイスに座る。








「コーヒー飲む?」






「お願い。」







私は
敬太さんにコーヒーを淹れる。
敬太さんを見ると
手紙を見つめたまま動かない。








「どうぞ。」







「ありがとう。」







敬太さんは
震える手でコーヒーを飲む。
私はそっと
敬太さんの手を握る。









「ゆっくりで大丈夫ですから…。」















< 97 / 109 >

この作品をシェア

pagetop