強引男子のイジワルで甘い独占欲
あとがき
あとがき
感情を表に駄々漏れにしない主人公ちとせと、俺様ヒーロー眞木のお話でした。
普段、感情駄々漏れ主人公と、ヤンデレ系ヒーローばっかり書いてるので、書きなれないふたりに四苦八苦状態でしたが、なんとか完結を迎える事ができホっと息をついております。
よかったー。
いとことかに同じ歳の子がいると、楽しい反面面倒な部分もありますよね。
私には同じ歳のいとこがいますが、男の子なのでそこまで気にならなかったけど。タカちゃんって呼んでます。
そのタカちゃんがもし同性だったら面倒そうだなぁと思う事は結構ありました。
受験とかね。あと彼氏彼女事情とか。
親は比べるつもりで言っているわけじゃないんだろうけど、チクリとくるものはあったりしていい思いはしなかったです。
なんかでも、タカちゃんが高校デビューをきっかけにどんどん横道に逸れていって煙草とか当たり前だぜ!のオラオラ系になったので、そのあたりからは誰も比べようとしなくなりましたが。
まぁ、そんな非行少年タカちゃんの事はさておき。
親戚という抜けられない輪の中で常に比べられてきたら、捻くれちゃう子もいるよねと思いながら書いたキャラが朋絵でくした。
決してちとせの方が優れているわけでもなく、どちらかと言えば親戚のおじさん評価は朋絵に甘めになっていたけど、その中の言葉から自分を否定するものばかりが耳についちゃって。
それを気にして改善しようとするけどできなくて……そういうもどかしさだとかが全部ちとせに向いちゃったっていう事だったんですが。
そういう嫉妬に近いモノ、女の人なら分かってくださる方もいるのかなと。いればいいなと思います汗。
彼氏をとって勝ったと優越感に浸るのはどうかと思いますが。
(ツッコんだところまで考えると気持ち悪くて。
でも、フォローじゃありませんが、眞木が始めのころ言ってたような、寝とったってわけじゃないんです。いずれそうなる可能性はなくもないけど、関係は未遂です)
でも、元は悪い子ではないので、慎司にすべてを認められながら、傷ついた心を癒して改心していければと思います。
ちとせと眞木については、本編で充分いちゃこらしてたのでここでは触れませんが。
結構なバカップルとして仲良くやっていくんでしょうねー。
甘ったるいシーンは一回しか書けなかったけど、見えないところで、眞木が育てたと言っても過言ではない身体を残すとこなく食べられちゃえばいいと思います。
(甘いシーンの俺様は書くの楽しかったです!)
ではでは、時間のかかってしまったこの作品を本棚に入れて最後まで読んでくださった方。
完結後、見つけて読んでくださった方。
この作品に辿りついて頂いた、すべての方に感謝をこめて。
本当に本当にありがとうございました!
2014.8.12
pinori
※次回作の表紙だけ公開してありますので、よろしければ^^