毒龍
「あ、ゴメン」

俺は慌てて謝った

「分ればいいんです
では行きましょう。
黄鷹と…」

俺まだ自己紹介してなかったか?

「俺の名前は「名前は言わなくていいわ
あなたの名前は毒龍よ」」

俺の言葉を遮った彼女は淡々とした口調でそう言った

「分かった」

俺はただそう答えるしかなかった

「じゃあ行きましょう」

出会った時とは違う空気をまとった
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