economy症候群
economy1 就職とは・・・
俺、川上 武志はこの春に大学を卒業し、堅苦しいスーツに締め付けられるようなネクタイを纏わなければならない社会へと堕ちていった・・・。

別に就職をしたかったわけではないし、教育費を出してもらった親には悪いが義務だとも感じたことはない。

俺には元々やりたいことがあった。大学時代は軽音楽サークルに所属しており、ドラムを叩いていた。自分で言うのも何だがテクニックには自信があったし、曲もサークルやライブハウスなんかで披露すればそれなりに受けていた。何せ専属の追っ掛けがいたほどだ。その当時は就職する気など更々なく、音楽で飯を食っていくことしか考えていなかった。

それなのに、あの一件で全てが崩れ去った・・・。
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