電波的マイダーリン!
オーマイガァ――ッッ!!!!!!
なんすかこの少女漫画的展開はぁああッッ!!!!
待て待て!
どうしよう!?
いやマジでどうしよう!!!?
いやいやいやいや!
どうしよう!!!!(大混乱再び)
あたしはカイトが好きだけど、伊吹は…あ…あたしが好…き?で、花梨は伊吹が好きで……。
なんという……なんというか……。
無謀すぐる…!!
嗚呼…でも誰にも相談できそうにない!
だって、あたしが一番相談できるのは花梨だもん!
でもその花梨も当事者入り確定。
ってことは、相談者は誰も……
……居たぁああ!!!!(ピコーン)
「え、俺に恋愛相談ですかちーちゃん?」
「うむ!いかにも!」
あたしはすぐさま、新たなる親友、瑞希を呼び出し、駅前の公園でさっきの話をしようと試みた。
だけど瑞希は浮かない表情。
「む?どうしたミッキー!」
ベンチに横向きに座ったあたしは、右足だけをベンチに乗せるという女子にあるまじき格好で座っている。
その格好で身を乗り出して尋ねると、瑞希は「う~ん」と唸りながら首をカクッと傾けた。