甘い恋に飛び込み警報!?
だから同じ高校受かった時も一緒にお祝いしたんだよね。
っていうか春休みのうちに髪切ったみたいで…小麦色の肌にちょっと茶色い短髪が似合う。
「で?お前なにやってんの?」
「へ?」
「お前まだ部活入ってないのに、何でこの時間にここにいるのかって聞いてるんだよ」
「いや…それは…実は…」
あたしは昨日からの出来事を話した。
そして電車に乗り遅れたことを話すと、見事に呆れられた。
「お前の先輩?瞬一先輩だっけ?ほんとにお前と同じ電車に乗るつもりだったのかよ」
そう言われてみれば…
あたしと話してなければ…いや、話してても電車に乗り込めば良かったのに。
しかも電車いっちゃってから急にいなくなったし…
不思議な人だな。