儚空--クライソラ--【完】
私の唇が柔らかいなにかと触れた。
ちゅ…
リップ音が響いたときにやっときづいた
私、仁とキスしてるんだ。
私は仁の首を手をかけると、
何度も私たちは唇を重ねた。
息できなくなり、私は唇を離す。
見つめうと、照れてお互い下を向いた。
キスはレモンの味だとか…聞いたことあるけど…私のキスはココアの味。
ほのかに香るココアの匂い。
温かくて、優しいキス。
私の甘いファーストキス。
あなたで良かった。
その後、2人で坂道を歩いた。
手をつないで…。
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彼の孤独を聞いたとき、私がどうにかしなきゃって思った。
そのときから、私は彼の幸せを中心に考えるようになった。