儚空--クライソラ--【完】
目を覚ますと、そこには奈津子先生が、いた。



「 夢ちゃん。大丈夫? 」

私は急いで起き上がると、ベットの壁によりかかる。


奈津子先生の隣には仁となると鮫斑先生とみかちゃん。



「 私は一体…? 」


「貧血ってやつだよ!!
ひ・ん・け・つ! 」

鮫斑先生は大きな声で言った。


「 大丈夫よ。
もう輸血してるから。 」


私は点滴の道具をみる。


そこには、あの黄色の点滴ではなく血がセットされていた。



「それにしても、よく眠ってたよな 」


私は時計をみる。



時計の針は8時を指し示していた。



ん。



私、3時間半も眠ってたのー⁉︎
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