あおの空

あたしはいつの間にか病院に居た。
腕と足には包帯が巻いてある。
「あの事故ですり傷だけですんだなんて…」
看護師さんが言ってたのだけはぼんやり覚えてる……。


空青くんのおばさんが泣いてる声が聞こえる…。
「どう…し…て…?空青!!!どうして空青がっ!!」
「…………っ」
おじさんも泣いてる…。

あたしは‥みんなが集まっている部屋の前の椅子に力なく座った。


< 21 / 123 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop