熟女に魅せられて
次の日の朝、俺はなんだかとても清々しい朝を迎えていた。
こんな朝は久しぶりだ。

なんでこんなにも気分がいいんだろう。
きっと昨日芳美さんの家族と触れ合ったからだ。


京子さんのことでちょっと落ち込んで、
今も少し心配ではあるけど、
芳美さんとその子供たちと触れ合って、
なんかすごく元気をもらった。


それに俺には由岐もいるしな。


俺はこんな気分の良いまま仕事場に向かった。


「おはようございまーす!」


「おいっ! 祐樹!」


バイト先に行くなり、剛彦が血相を変えて俺に詰め寄って来た。


「お、おう剛彦。どうした?」


「どうしたじゃないやろ! おまえ、昨日芳美さんの家にいったらしいな?」


えっ!? もうばれてる?


すると、俺の斜め前に芳美さんがいて、
手を合わせながら謝っている。


ああ、芳美さんが言ったのね?


「ごめん、中越くん。 
さっき京子と話しているところを阪井くんに聞かれてしまって・・・」


京子さんと? 京子さんも知ってるんか!?



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