熟女に魅せられて
剛彦と芳美さんも進展は遅いものの、なんとか順調に行っているみたいだ。


このまま二人が付き合って、幸せになってくれれば、嬉しいんやけどなぁ~


でもやっぱり、簡単にはいかんやろうなぁ・・・


芳美さんは遊びの付き合いはできない人やし、
だからと言って真剣に付き合ってると、
結婚問題ってのも出てくるやろう。

そうなるとまた色々となぁ・・・


結婚かぁ・・・


芳美さんには子供が二人いる。
いろんな面で、ちゃんと考えていかないといけない。


まぁ、剛彦ならちゃんと考えるやろうけど・・・


もし結婚とかになった場合、まわりからいろんな反論を受けるやろう。
けど俺は、剛彦の意見を尊重し、応援して行きたい。
剛彦には幸せになってほしいし、芳美さんにも幸せになってほしいから。


まぁ、こんなこと考えるのはまだ早いか。


そんな中、以前から計画されていた飲み会が行われた。


「おうっ、祐樹」


「剛彦、早いなぁ」


「ああ、一本早い電車に乗れたからな」


集合場所の居酒屋に10分前に着くと、すでに剛彦が来て待っていた。


こうゆう待ち合わせに、余裕を持って来る奴じゃなかったけど、
芳美さんと関わるようになって、少し変わったのかな?
相手がいいと、人間こうも変わるもんなのか。


俺はいろんな意味で愛の力はすごいなぁと感じた。


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