熟女に魅せられて
けど客ってなんや? 


家族とかやったら、ちゃんと言うやろうに・・・


すると、木原も社員に呼ばれたのか、急いで走って行くのが見えた。


木原!?


何か、とてつもなく嫌な予感がする。


俺はいてもたってもいられなくなり、作業に集中できない。


「あのぉ~芳美さん、トイレ行って来ていいですか?」


「えっ!? ああ、いいわよ」


「すいません」


俺はそう言って作業を抜けると、京子さんの後を追った。


事務所、休憩室、建物内を探したが、京子さんは見つからない。


どこに行ったんや? 木原の姿も見えんし・・・


すると、外から「何考えてんのよ!」っと、大きな声が聞こえた。


なんや? ケンカか?


俺はこっそり顔を出し、覗いてみると、そこには京子さんと木原、そして一人の女性が立っていた。


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