熟女に魅せられて
「えっ!?」


「お兄ちゃん、いつも来てる人だよね?」


視線を落とすと、小さな女の子が剛彦の服を引っ張っていた。


「えっ!? 誰!?」


「阪井くん、あなた、いつも来てるの・・・?」


「えっ!? い、いや・・・」


「うん、いつもこの辺うろうろしてるよ」


子供は正直だ。女の子は何の悪気もなくニコッと笑った。


「阪井くん、警察に通報していい?」


芳美は引くような目で剛彦を見る。


「や、やめてください! 
俺はただ、芳美さんと話がしたくて!」


慌てて釈明する剛彦。


女の子はそんなやり取りをニコニコしながら笑ってる。


な、何なんやこの子は? 芳美さんの娘なんか?


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