熟女に魅せられて
なんで? 

一体何があった?


何もかも通り越えて、いきなりぶっ飛んだ展開に。


一体、剛彦と芳美さんに何があったんや・・・


「剛彦、なんやそれ? おまえ、
芳美さんの許してもらえたんか?」


「えっ!? いや、それは・・・まだ・・・」


「はぁ!? じゃあなんやねん? 
なんでそんなことになってんねん?」


「それは・・・」


俺は昨日の出来事を、事細かく聞いた。


「それで運動会に・・・」


「ああ・・・」


こいつ、上手いこと美央ちゃんを利用したな。


「でもまぁ、よかったやないか。
これで仲直りできるかもしれんぞ」


「おう、そうやろ? 頑張るわ!」


剛彦のこの笑顔、ほんまに芳美さんのこと好きなんやなぁ。


美枝さんのことさえなかったら、おまえは間違えなく芳美さんのとなりおるべき男やのにな。


って俺、やっぱり芳美さんには剛彦がいいと思ってるやん。

俺みたいな中途半端な気持ちより、ずっといい。



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