熟女に魅せられて
「すいません、俺がやります」
祐樹もおしぼりを手にすると、一緒にテーブルを拭き始めた。
なんで美枝さんが横に?
さっきまで離れた席に座ってたはずやのに、いつの間に?
美枝さんは上司の人たちにビールを注いでいる。
そうか、美枝さんは普段から、お偉いさんたちと飲みに行ったりしてるや、だからあの中に入って行けるんや。
不覚やった・・・
でも、美枝さんももうわかってるはず、剛彦と芳美さんのことは。
だからもう剛彦を誘うようなことはせえへんやろうけど・・・
この状況を見てるみんながどう思うかや。
変な風に噂がたって、芳美さんの耳にでも入ったら、そこで終わりや。
美枝さん、誤解されるような行動は慎んでくださいよ。
そんな祐樹の心配を裏切るように、穏やかな時間が流れる。
しかし二時間が経とうとした頃、美枝さんに不穏な動きが見え始めた。
剛彦と美枝さんお距離がぐっと縮まっている。
おいおい美枝さん、何やってるね?
胸とか当たってるんちゃうんか?
美枝さんはトロンっと甘い目をしながら、剛彦にもたれ掛かり、見えないテーブルの下で、手がゴソゴソと動かしている。
ヤバい!
あんなことしたら剛彦が!
きっと剛彦も上司に飲まされていい感じに酔っている。
このままやとまた、美枝さんの誘惑に負けてまう!
なんとか美枝さんを離さんと!
と、思った瞬間、剛彦はそっと美枝の手を自分の許から離した。
そして、ニコッと微笑みながら、その手を美枝さん自身の膝の上に置くと、何事もなかったかのようにビール瓶を手にし、上司のグラスへとビールを注いだ。
祐樹もおしぼりを手にすると、一緒にテーブルを拭き始めた。
なんで美枝さんが横に?
さっきまで離れた席に座ってたはずやのに、いつの間に?
美枝さんは上司の人たちにビールを注いでいる。
そうか、美枝さんは普段から、お偉いさんたちと飲みに行ったりしてるや、だからあの中に入って行けるんや。
不覚やった・・・
でも、美枝さんももうわかってるはず、剛彦と芳美さんのことは。
だからもう剛彦を誘うようなことはせえへんやろうけど・・・
この状況を見てるみんながどう思うかや。
変な風に噂がたって、芳美さんの耳にでも入ったら、そこで終わりや。
美枝さん、誤解されるような行動は慎んでくださいよ。
そんな祐樹の心配を裏切るように、穏やかな時間が流れる。
しかし二時間が経とうとした頃、美枝さんに不穏な動きが見え始めた。
剛彦と美枝さんお距離がぐっと縮まっている。
おいおい美枝さん、何やってるね?
胸とか当たってるんちゃうんか?
美枝さんはトロンっと甘い目をしながら、剛彦にもたれ掛かり、見えないテーブルの下で、手がゴソゴソと動かしている。
ヤバい!
あんなことしたら剛彦が!
きっと剛彦も上司に飲まされていい感じに酔っている。
このままやとまた、美枝さんの誘惑に負けてまう!
なんとか美枝さんを離さんと!
と、思った瞬間、剛彦はそっと美枝の手を自分の許から離した。
そして、ニコッと微笑みながら、その手を美枝さん自身の膝の上に置くと、何事もなかったかのようにビール瓶を手にし、上司のグラスへとビールを注いだ。