熟女に魅せられて
「あ~あ、恥ずかしい!」


芳美は赤くなる頬を、繋いでいない左手で押さえた。


「そ、そうですね・・・」


「もうっ! ほんと、とんでもないことしてくれるわね?」


「すいません・・・」


「まぁ、こういうのも悪くないけど」


そう言って、芳美は笑みを浮かべる。


「芳美さん、昨日は・・・」


「知ってる」


「えっ!?」


「陽子さんからメールもらった」


「陽子さんが?」


「うん」


飲み会で剛彦が帰った後に、陽子が芳美にメールをしていたらしい。


< 228 / 291 >

この作品をシェア

pagetop