熟女に魅せられて
「わぁ、たかいたかい!」


「よく見えるか?」


「うん!」


一輝は剛彦の肩に乗り大喜び。


「ごめんね、阪井くん」


「いえ、好きでやってることですから」


「ありがとう・・・」


子供にやさしく接する剛彦を見て、
芳美はなにか特別なものを感じ始めていた。


元旦那とは明らかに違う。
剛彦は子供の目線で接している。

適当に応えるではなく、
ちゃんと顔を見て向き合っている。


そんな剛彦は家庭向き、きっといい父親になる。


芳美はそんなことを思いながら、
子供と接する剛彦を見ていた。


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