熟女に魅せられて
「中越くん、気にしなくていいからね。遠慮せずに来てな」


「は、はい」


「あっ、それから。もう着替え中に部屋覗いたらあかんで」


「よ、芳美さん?」


あんた、何言ってるんですか!?


「祐樹・・・芳美さんの着替えを覗いたって、どうゆうことやぁ・・・?」


「えっ? いや、あれは・・・」


「おまえ~!」


剛彦は祐樹の胸倉を、ぐっと掴んだ。


うわぁ~めっちゃ怒ってるぅ~


「ちょ、ちょっと芳美さん! 助けてくださいよぉ!」


芳美はべーっと舌を出して、まるで悪戯っ子のような顔をしている。


芳美さん? そりゃないですよぉ~・・・


「祐樹! おまえは許さん!」


剛彦は祐樹の首を脇の間に挟み、ヘッドロックを掛けた。



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