熟女に魅せられて
京子さんは結局誘えんかった。


あの不自然な感じ、ほんまどうしたんやろう?


って、言うか、京子さんがおらへんのやったら俺って邪魔なんちゃうんか?


剛彦に邪魔者扱いされそうや。


やっぱり俺、帰ろうかな・・・


とりあえず、先に買い出しに出かけた二人を追い掛けスーパーへと向かった。


スーパーに着き、二人を探す。
すると、精肉コーナーで仲よさそうに話しながら買い物をしている二人を見つけた。

その姿はまるで、ラブラブの恋人のよう。


なんか、絵になるなぁ・・・


俺はなんだか近付きにくくて、遠目から二人を眺めていた。


やっぱり俺、邪魔者よな・・・

よし、今日は帰ろう。


そう決めると、祐樹は剛彦たちの許へと歩み寄って行った。


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