熟女に魅せられて
なんか声を掛けないと・・・ そう思っていると、
「すずかちゃん、ゆうきくん、いっしょに遊ぼう!」
美央ちゃんがそう言って、俺の手と涼香ちゃんの手を引っ張った。


「う、うん」


美央ちゃんの笑顔につられて、
涼香ちゃんの顔もパァッと笑顔になる。


おお、ナイス美央ちゃん!


やっぱり子供には子供かぁ。
子供みたいな大人もいるけど・・・


すでに子供たちとじゃれ合っている剛彦を見て、祐樹はフッと笑みを浮かべた。


「もう、ゆうきくんも早く!」


「はいはい」


美央ちゃんに引っ張られながら、俺もその輪の中に入った。


< 268 / 291 >

この作品をシェア

pagetop