熟女に魅せられて
京子は涼香を着替えさせ、布団に寝かせた。


はしゃぎ疲れたのか、京子が返って来てホッとしたのか、
涼香はすぐに眠りについた。


「もう寝ちゃった、はしゃぎ過ぎたのね」


京子は涼香の部屋の襖をそっと閉めた。


「ごめんね、中越くん。今、お茶入れるから」


「京子さん」


「なに!?」


「どこに行ってたんですか?」


「えっ!? ああ、ちょっとママ友たちと話し合いがあって。
涼香の学校のことで」


京子は祐樹から目を逸らし、そう答えた。


< 280 / 291 >

この作品をシェア

pagetop