熟女に魅せられて

「いや、ちが・・・」


だぁぁぁー！　なんで俺は陽子さんを見てしまったんだぁ！
それよりなんで陽子さんは今ここを通ったんだぁー！！


自分の失態に泣きそうになってる祐樹を見て剛彦はニヤリと笑った。


おのれぇ～剛彦ぉ～！！


「さぁ京子、バカ者たちは放っておいて仕事仕事！」


「うん。」


京子は芳美に連れられ違う部署へと消えて行った。


ま、待って京子さん・・・


「祐樹～京子さんに嫌われたな？」


「はぁ！？　おまえ～！」


祐樹が怒りをぶつけるように剛彦の首を掴む。


するとその時、「中越くん、ちょっといい？」と、
俺に呼び掛ける声がした。



振り返るとそこには、美貌だけではなく
笑顔までも素敵な陽子さんが立っていた。