熟女に魅せられて
「やっぱり・・・」


俺の嫌な予感は的中した。


京子さん、なんであんな男と・・・


「中越くん、木原くんを知ってたの？」


「いえ、さっき休憩室で初めて見ました。」


「初めて？」


「はい。なんか彼を見てすごく嫌な感じがしたんで陽子さんに聞いたんです。」


若い女の子に簡単に話し掛けて、見るからにチャラい男。　

なんであんな奴が京子さんの相手なんか？

そう思うだけで虫唾が走った。


「秘密だからね。誰にも言ったらあかんよ？」


陽子さんは京子さんのためにずっと隠して来たのだろう、
このことは誰にもばれないようにと頑なに口止めしきた。


「わかってます、誰にも言いませんよ。」


あんな奴が彼氏なんて言えるわけが無い。
そんなことが知れたら京子さんの印象がガタ落ちや。


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