昨日の記憶がない
高校に向かっている電車の中でさっき机の引き出しから持ってきた大学ノートをそっと開く。
一ページ目には、"私の一日"と他の字より少し大きめでノートと上辺りに書いてあった。
学校へ行く
⇩
日記を書く
⇩
そして寝る
え、………それだけ?
過去の私は大ざっぱらしい…。
私の一日はこんなにもあっさりしてるのかと思うと、なんか悲しいね…。
次のページを開くとそこにはもっと悲しいことが書いてあった。
"学校に友達はいません!"
少し驚いたがそれは一瞬だけですぐに冷静になる。
過去の私たちの意図が解ったからだ。
その日の私が誰かと仲良くして友達になっても次の日の私にとってその人は他人になっているのだ。
そうなると相手をなにより傷つけてしまう。
私も記憶障害の自覚がある以上、知らない人に親しく声をかけられたら、
何で思いだせないんだろう。
と声をかけられるその度に私も自分を責めてしまう。
初めのうちはそんなことが繰り返されていたんだきっと。
相手を傷つけ、自分を責めて。
そしてやっとこの解決策にたどり着いたんだろう。
誰とも関わらない。
そんな悲しい解決策に。
一ページ目には、"私の一日"と他の字より少し大きめでノートと上辺りに書いてあった。
学校へ行く
⇩
日記を書く
⇩
そして寝る
え、………それだけ?
過去の私は大ざっぱらしい…。
私の一日はこんなにもあっさりしてるのかと思うと、なんか悲しいね…。
次のページを開くとそこにはもっと悲しいことが書いてあった。
"学校に友達はいません!"
少し驚いたがそれは一瞬だけですぐに冷静になる。
過去の私たちの意図が解ったからだ。
その日の私が誰かと仲良くして友達になっても次の日の私にとってその人は他人になっているのだ。
そうなると相手をなにより傷つけてしまう。
私も記憶障害の自覚がある以上、知らない人に親しく声をかけられたら、
何で思いだせないんだろう。
と声をかけられるその度に私も自分を責めてしまう。
初めのうちはそんなことが繰り返されていたんだきっと。
相手を傷つけ、自分を責めて。
そしてやっとこの解決策にたどり着いたんだろう。
誰とも関わらない。
そんな悲しい解決策に。