北十字学園探偵部
「じゃあ、いつならいいんですか?」
「まだ分からない。でも機会は必ず来る。もしくは……」
「もしくは?」
「機会を作る。俺はバックヤードユニオンが出来た時から、そう思っている。必ずつぶす。そして……」
「そして?」
「目的を果たす」
「どんな?」
のぞみはふっと笑った。
「いや、忘れてくれ。ただあの締め付けるような悪政を止めたいだけだ」
気のせいかもしれないけど、一瞬だけのぞみは遠くを見た。とてもさみしそうに。
「まだ分からない。でも機会は必ず来る。もしくは……」
「もしくは?」
「機会を作る。俺はバックヤードユニオンが出来た時から、そう思っている。必ずつぶす。そして……」
「そして?」
「目的を果たす」
「どんな?」
のぞみはふっと笑った。
「いや、忘れてくれ。ただあの締め付けるような悪政を止めたいだけだ」
気のせいかもしれないけど、一瞬だけのぞみは遠くを見た。とてもさみしそうに。