北十字学園探偵部
ビクと男子生徒が足を止めた。目をぎょろつかせている。
「その頭はなんだ? パーマか?」
雄大は続ける。
「分かっているだろう。え? 」
「は、はい」
男子生徒は下を見て、明らかにおびえていた。
「パーマは禁止なんだ。そうだろ総太?」
ニヤリと不敵に総太が笑った。
「ええ」
「どうする? 校庭百周と便所掃除、どっちがいい? それとも俺と柔道でもやるか?」
「す、すみません!」
男子生徒は謝った。
「会長。こういうやつはその時だけ謝って、来週にはまたパーマをかけてくるよ」
松夫はそういうと雄大を見た。
「その頭はなんだ? パーマか?」
雄大は続ける。
「分かっているだろう。え? 」
「は、はい」
男子生徒は下を見て、明らかにおびえていた。
「パーマは禁止なんだ。そうだろ総太?」
ニヤリと不敵に総太が笑った。
「ええ」
「どうする? 校庭百周と便所掃除、どっちがいい? それとも俺と柔道でもやるか?」
「す、すみません!」
男子生徒は謝った。
「会長。こういうやつはその時だけ謝って、来週にはまたパーマをかけてくるよ」
松夫はそういうと雄大を見た。