北十字学園探偵部
「誰がお前らのいうことなんて聞くかよ」
真佐人は二人を無視して歩き出した。

潤が真佐人の肩をつかんだ。

「おい。汚ねえ手をどけろや」
真佐人は凍りつくような声でいった。

「うるせえ。俺たちはバックヤードユニオンなんだぜ」

潤がそういうが速いか、次の瞬間潤は空気の中に放り出された。
真佐人が潤を投げ飛ばしたのだ。



やじうまが集まってきた。
ガヤガヤ騒いでいる。

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