北十字学園探偵部
「だろうな。俺たちバックヤードユニオンもなめられたもんだ。謝ればすむと思ったか?」
「い、いえ」
「そうかい。俺は信じるぜ。今回は許してやる」
「ありがとうございます!」
男子生徒は駆け出した。
「待てよ。校庭百周と便所掃除は許したと俺はいったんだぜ。俺たちにもしめしってもんがあるんだ」
「床が汚ねえな。藤田君、そう思わないか?」
松夫が目を細めた。
「言われりゃそうだな。おい、端から端まで雑巾掛けしろ」
「端からですか? 一人じゃ無理です!」
「い、いえ」
「そうかい。俺は信じるぜ。今回は許してやる」
「ありがとうございます!」
男子生徒は駆け出した。
「待てよ。校庭百周と便所掃除は許したと俺はいったんだぜ。俺たちにもしめしってもんがあるんだ」
「床が汚ねえな。藤田君、そう思わないか?」
松夫が目を細めた。
「言われりゃそうだな。おい、端から端まで雑巾掛けしろ」
「端からですか? 一人じゃ無理です!」