北十字学園探偵部
あの馬鹿野郎!

私の気も知らないで!

視界が曇ってゆく。
景色がゆがむ。
私の息は激しく、鼓動は高鳴る。
街の景色は近づいては消え、近づいては消え、私は今何をやってるのか分からなくなる。



はあ

はあ

はあ

はあ



私は気づくとあの高台の公園に来ていた。
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